全盛期に比べるとまだまだぬるい。

師走、読書も大詰めです。

ロング・ロング・アゴー (新潮文庫)ロング・ロング・アゴー (新潮文庫)
(2012/06/27)
重松 清

短篇集でありながら、1話と最終話は時が流れてつながるお話。
それぞれの人が抱える表の姿と裏にある心の中身。

懐かしさもあり、儚さもあり、それら全てが目に見えてくるようでした。

永遠のディーバ: 君たちに明日はない4 (新潮文庫)永遠のディーバ: 君たちに明日はない4 (新潮文庫)
(2014/09/27)
垣根 涼介

君たちに明日はないシリーズにあたる第4弾。

切られるというよりは、自ら断つ決定をする者が多めのストーリー。
これも世の流れでしょうか。

どちらにしても、1つの決断を下すことへの葛藤と、決意後の潔さには、
決して人ごとではないので身にしみてきます。